令和6年12月18日に国税庁が「令和5年分相続税の申告事績」を公表しました。
それによると、令和5年の総死亡者数に対する相続税申告書の提出者の割合(相続税の課税割合)が9.9%となり、10%の大台に近づきました。令和4年と比較して、死亡者数は0.4%の増加だったのに対し、相続税の申告書を提出した人は3.2%の増加となっています。税制改正により基礎控除が引き下げられたことで相続税の課税割合が4%台から8%台に跳ね上がって以降も、ほぼ毎年のように相続税の課税割合が上がってきているようです。
国税庁HP:「令和5年分 相続税の申告事績の概要」